第6章 もう少し
「殿下!もう少しでアルスラーン殿下に会えますよ」
「うん!」
先に進むと城が現れた
「ナルサス様ここに城などありましたか?」
「さぁな‥」
「ナルサス何を考えている?」
「中へ入りましょう殿下」
中へ入ると誰かがやってきた
「お久しぶりです里奈殿下!」
「リガーナ!」
リガーナは昔宮殿につかえていたのだ
どうやら今はここに城をたて暮らしているようだ
「食事でも食べてください」
色々な料理が並べられていた
「好きなだけお食べ下さい」
「ありがとう!リガーナ!」
「ところで殿下」
「何?リガーナ」
里奈は手を止めた
「私には息子が二人います‥もしよろしければ妃にはなりませぬか?」