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Shut Down.

第1章 1.





「はぁ〜、疲れた。」



学校から帰り、誰もいない、暗い家に帰る。





…そして。








黒い服に身を包み、普段の私からは想像出来ないようなところへ。



蝶のように、飛び立って行くのだ。




その間はね、あたし自身”Shut Down”されるの。








「お姉さん、可愛いね。

いま一人?」



「そーだけど。」




「じゃあさ、いこーよ。」



「いいけど。」













こうやってあたしはどんどん、どんどん、得体の知れないアリ地獄の中へ、中へと引き摺り込まれて行くのだ。




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