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Re・Birth【気象系BL小説】

第16章 rebirth


かずくんがないています。
くるしい?
かなしい?
かずくんはぼくになにもいいません。
でもかずくんないています。
ぼくにできること…



”しょうさーん”

だあれ?

”しょうさん…だっこ”

あれはかずくんです。

”だっこしてください”

かずくんをだっこする。
このかずくんは…かずくんなの?

「かずくん…?」

”はぁい”

「かずくんはなきませんか?」

”はあい”

「だっこしたらなきませんか?」

”はあい。だっこすきです”

「わかりました…だっこします…」

ぎゅうっとかずくんをだっこしました。
かずくんはくすくすとわらいました。
かずくんわらってる…
うれしくてぼくもわらいました。
かずくんとぼくはいっしょにわらいました。
ぎゅうっとだっこすると、かずくんはもっとわらいました。


”さあ…行っておいで…?”

ぼくがいました。

”和也をよろしくね…”

ぼくがしゃべりました。

「あなたはだあれ?」

”俺は、お前だよ…翔”

「ぼく…?」

”さ、もう戻る時間だよ…行っておいで…”




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