第15章 Flower in the Sun
また、俺は和也の身体に溺れた。
貪っても、貪っても足りなくて。
和也も、細くなった身体に鞭打って、俺を受け止めた。
和也もそうしていないと不安に見えた。
明け方まで貪って、疲れ果てて眠って、夕方に起きだして、また貪って…
電池が切れたら、そのまま眠って…
動物みたいな暮らしをずっと続けてた。
こんなんじゃいけないと思いながら、やめることができなかった。
「あっ…しょおっ…」
「和也っ…」
打ち付ける腰が動かなくなるまで、振り続けた。
「もうっ…しょうっ…いっしょっ」
「ああ…一緒だよ…いっしょ…」
和也の体液にまみれて、まだそれでも俺は中を穿つ。
和也から、俺の体液が溢れてきても、まだ出したかった。
まるで、和也が孕むことを願ってでもいるように。
種付けするように、次々と和也の身体に打ち込む。
「んっ…あぁっ…ひっ…」
「んっ…あ…和也っ…イクっ…」
「しょおっ…いっぱいっ…だしてっ…」
「うっ…か、ず…」
ビクビクと震える先の感覚を感じながら、俺の意識は遠のく。
気持ち良すぎて、疲れすぎて、死にそうだった。
なにも…考えたくなかった…
雅紀のこと、ガオのこと…
榎本のこと