第14章 Coo Coo
「しょう…?」
「んー…?」
夢うつつで、答えるとなにやらもぞもぞしてる。
「なにしてんだ?和也…」
まだ眠い目をこすりながら、起き上がると、和也はなにも着てなくて。
「えっ…」
「みんな、おそといきました。だから…」
和也が、俺のTシャツの上から胸に吸い付いた。
「あっ…」
この前、俺がしたいじわるを再現してるんだ…
ハーフパンツの裾から、和也の手が入ってきて、中心をそっと握りしめた。
「いっしょ、します」
俺の意思は関係ないのね…
和也がまた、胸の突起に唇をつけて、歯を立てた。
「ん…」
小さく吐息を吐き出すと、舌でザリザリと布越しで突起を舐める。
「和也…」
いきなりきた熱い吐息を、我慢することができない。
俺を弄ぶ手を止めることなく、顔を覗き込んでくる。
「きもち、いい?」
「うん…いいよ…和也…」
嬉しそうに微笑むと、更に舌と手を動かす。
組み敷かれているのが、たまらなく羞恥心を煽るけど。
うらはらに、感じてしまう。
和也になら組み敷かれてもいい。
愛おしくて、髪を撫でるとかわいい微笑みを向ける。
でも舌はいやらしく、俺の胸をうごめいていて。
ギャップに頭がくらくらする。