第3章 Call on Me
それは暴風雨にあったような時間で。
かずなりくんが俺の唇を吸って、舌を絡めてきて。
本当に彼は障害があるのかと思うくらい、凄いじょうずで。
あまりのことに身動きが取れない俺を完全にリードして。
彼が俺を舐めた時、時間が止まった。
いつの間にか彼は裸で、俺も裸で。
誰かに見つかったらいいわけもできない状況で。
でも俺は彼の身体に夢中になってしまった。
どんどん深くなる愛撫に俺は為す術もなく放って。
彼の口から漏れ出る白濁を舐めとると、彼を舐めて。
こんなことするのは初めてだった。
でも全然抵抗がなくて。
彼を口いっぱい頬張ると、歓喜で身体が震えたのがわかった。
「あぅっ…しょうさんっ…きもちいいっ…」
「かずなりくん…」
彼の脈打つモノは限界まで膨れてて。
石鹸の香りがした。
丁寧に舐めると、また身体がぶるぶる震えて…
もうイきそうだと思ったから、手と口の動きを早くした。
「ううーっ…でる…あぅ…でる…」
「かずなりくん出して…」
「やだ…しょうさんっ…おくちからはなしてっ…」
「だめ…俺もかずなりくんを飲みたいの…」
「うっ…くっ…んぅっ…」
耐え切れず、かずなりくんは俺の口に白濁を放った。