第11章 遊園地 ~T~
日も傾いてきていた
ジェットコースターにお化け屋敷、コーヒーカップにメリーゴーランド
乗り物を片っ端から乗った
そして最後の乗り物に向かっている時だった
?「あれ?、名前」
名前を呼ばれ振り向くと
元親友達の姿があった
美「やっぱり。名前じゃん。」
寧「あ、ほんとだー。何彼氏と一緒?」
「あ……」
あたしは怖くなってしまった
俯いてしまうあたしの隣に話しかける
美「こんにちは。美佳ミカって言います」
寧「寧々ネネです」
柿「…柿原です」
美「柿原さんって名前の彼氏ですか?父親では無さそうですよね」
寧「彼氏ならこの子と付き合わない方がいいですよ。私たちと遊びませんか?だってこの子「関係ないよ」」
寧々の言葉は徹也さんによって遮られた