第7章 キスとケーキ ~T&N~
ホールで持ってきたケーキを食べている
ジー
視線を感じる
「あの?」
岡「えへへ。美味しそうに食べてくれるから美味しくて」
「そうですか、美味しいですよ。でもこんな時間に食べたら太ります……」
岡「大丈夫!名前ちゃんはもうちょっとふくよかでもいいよ」
きっと悪気は無いのだろう
だか、
「…………」
岡「あ!ご、ごめんね!女の子にそんなこと言って……」
「き、気にしないでください。好みは人それぞれですから」
岡本さんはフォークを置くと隣にやってき
ギュッ
抱きしめてきた
「へ」
岡「名前ちゃん、ちゃんと食べてる?細すぎるよ……」
お腹のあたりを触ってきた
「お、岡本さん?や、止めて下さい。くすぐったいです」
岡「……信彦」
「はい?」
岡「信彦って呼んでくれたら離してあげるよ」
やはり上目遣いの彼に見上げられる