第7章 キスとケーキ ~T&N~
リビングを出ていこうとすると
柿「名前!」
よ、呼び捨て!?
柿「男は皆狼なんだからな!」
木「お前が言うかよ」
木村さんの言う通りその瞬間
誰よりも柿原さんが狼に見えた
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髪を乾かしていると
コンコン
岡「名前ちゃんちょっといいかな?」
「大丈夫ですよ」
岡「さっきは江口くんがごめんね」
「大丈夫です。そこまで気にしてませんから」
岡「本当に」
岡本さんは勘が鋭い
「ちょっと動揺してます……」
岡「ふふふ。そんな名前ちゃんにプレゼントでーす」
岡本さんはテーブルの上にケーキをのせた
「ケーキですか?」
岡「うん。僕のいきつけなんだけど、もしかして甘いもの苦手だったりした?」
目を潤ませながら上目遣いでこちらを見る岡本さん
か、かわいい
「大丈夫です!大好きですよ!」
岡「本当!良かったーじゃあ一緒に食べよう」
「はい」