第3章 不運
入「もしかして暴行受けたりとかした?」
ビクッ
ポーカーフェイスを取っても体は正直に答える
入「なるほどね。男嫌い?」
「…………………………」
入「…………苗字さんさ、1人で抱え込むのもどうかと思うよ。お父さん心配してるみたいだよ。鈴さんが言ってた」
「…………でも、迷惑になりますから」
入「そっか。……あ、迎えが来たよ」
柿「名前ちゃーーん!」
木「ちょっと静かに」
江「大丈夫だった」
入「賢章くんありがとう」
賢「いえいえ。」
────────
入「~~ってことがあった」
木「ありがとう。やっぱり1人にするべきじゃなかったな。悪かったな苗字さん」
「いえ」
入「じゃあ、俺らこれから仕事だから」
賢「良平さんまた」
木「賢章もありがとうな」
柿「今日は帰ろうか」
その言葉であたし達はシェアハウスに戻った