第22章 ライトブルーの赤
次の日
良平さんに誘われ出かけていた
「どこに行くんですか?」
木「内緒だよ」
楽しそうに笑う彼
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「わぁー凄い!」
良平さんの運転でついた先は某テーマパーク
木「卒業旅行で来たいっていってたでしょ。」
「覚えてたんですか!?」
木「もちろん。君の望むことはなんでもしてあげたいからね」
「ありがとうございます!」
木「さ、好きなだけ遊ぼう。」
「でも入場料とか、あたしお金そんなにないですよ」
木「気にしないの。俺はもう働いてるし年上なんだから。何より彼氏だからね」
こんなことを言える良平さんに大人の余裕を感じる
パーク内ではメガネをかけて変装をしている良平さん。どんな姿をしてもかっこいいわけで、周りの人からの視線を感じた
こんなにかっこいい人が隣にいていいのかな……
不安気持ちを抱えながら遊んだ