第20章 ライトブルーの黄色
「ほ、本当にこれ着るんですか」
江「うん」
笑顔だ。物凄く笑顔だ
確信犯だ
渡された服は
水色のミニスカートに黒の肩出しニット
着てみるとスカートは本当に短く
ニットは結構大胆に開いている
「恥ずかし」
鏡で自分の姿を見ることもできないほど大胆な姿だ
江「着替えたー?」
「はい」
勇気を出してカーテンを開ける
大人っぽくて素敵です。お似合いですよと言う店員さん
その隣で固まる拓也さん
「拓也さん?」
江「……この服下さい!」
店「はい!ありがとうございます」
店員さんはレジに向かった
「拓也さん!この服は恥ずかしいです。着れないですよ・・・」
江「そんなことないよ」
拓也さんが店員さんにお金を払い店を出る