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輝きVOICE

第17章 グリーン





柿「……じゃあお前が欲しい」


一瞬止まるが意味を理解する


「て、徹也さん!」

柿「はは。嘘だよごめん」


あたしに気をつかっているのかあたし達はキス以上の関係にはなっていない



あたしか・・・

"プレゼントはあたしです。徹也さん!"

なんて言えるキャラではないわけで
思わずため息をついてしまう


柿「考えとくよ。ほら行こう」


イルミネーションの時間まで沢山の店を見てまわった



────────


点灯5分前


綺麗に見えるスポットであるこの場所には沢山のカップルがいる

もちろんあたし達も


「もうすぐですね」

柿「だな。寒くないか」

「大丈夫です。」


後ろから温もりを感じた


徹也さんに抱きしめられた


「どうしたんですか?」

柿「この方が温かいから。ほら後1分だよ」


周りの人たちはカウントダウンしている



10 9 8 . .

3 2 1


「ぜろ」


この言葉と同時に木々に飾られた装飾が灯りをともす


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