第1章 ~第一章~甘い時間
―プリンセスside―
「んっ…ルイ…」
何度もルイからの甘いキスを受け、潤んだ瞳で私はルイを見つめた
ルイ「…なんだか、今日のユヅキはいつにも増して色っぽいね」
「そんなことないよ…それにルイも、今日はいつも以上に嬉しそう」
そう言って私が微笑むと、ルイも頬を染めながら嬉しそうに微笑んだ
ルイ「…ユヅキは、本当によく俺のことを見てくれてるね」
ルイ「俺のことを好きになってくれてありがとう、ユヅキ」
そう言ってルイは私を抱き締めながら、ゆっくりと身体を重ねた
「…っ、ルイ…私もルイが好き…っ」
そうルイに伝えると、私の頬を一筋の涙がつたった
それを見てルイは少し驚いた顔をしながら、舌で涙を拭って私に優しく尋ねた
ルイ「…ユヅキ、どうしたの…?」
「…ごめん、ルイ…私、幸せすぎて……それで…」
そこまで言うとルイはふっと頬を綻ばせて、私に優しく、とろけるような口づけを落とした
ルイ「…ユヅキ、じゃあこれからもっと沢山、一緒に幸せになろう…?」
そう言ってルイは私の中をおもいきり貫いた
「…っ!!やっ…ルイ…っ」
私がルイの首に腕を巻き付けると、ルイは嬉しそうに妖艶な笑みを浮かべながら囁いた
ルイ「…愛してるよ、ユヅキ。俺も、君と一緒にいられて幸せだよ」
「…んっ、…あっ、ルイ…」
ルイに与えられる甘い痺れに胸がいっぱいになりながら、私はルイの深い愛情を受け止め意識を手放すのだった