• テキストサイズ

ぼくらはDreamer【気象系BL】

第1章 ♥オイラは美術教師


「立って下さい?」

クスッと笑いながら言う櫻井くんに、俺は首を横に振って応える。

「酷くされたいんですか?」

酷い事って何?
言ってる意味分かんないよ?

櫻井くんは俺を抱えるように立ち上がらせ、作業台の足を背に座らせると、ネクタイをシュルっと引き抜いた。

「手、貸してもらえますか?」

俺の答えを待つことなく、作業台の足を背に抱くように回された両腕。

「な…にす…んの?」

手首に感じる僅かな痛みが、完全に逃げ道を失ったことを伝えた。

櫻井くんが俺に覆い被さり、首筋に顔を埋めた。

チュッチュッと音を立てながら、唇が鎖骨を通って胸元に降りた。

唇が胸の粒に触れた瞬間、身体がゾクッと震えた。

「…はぁ…ん…」

俺の口から変な声が漏れた。

「感じてますね?」

違う…感じてなんか…ないと思う…

だけど…
俺の身体、どうなっちゃったの?

そこを舐められると、身体の中心がどんどん熱くなってくんだ。

俺はそれに気づかれないように、膝と膝を擦り合わせた。

でも、もう遅くって…

胸を吸いながら、櫻井くんの手が両膝を割った。

「…っ、やだ…っ」

ズボン越しにソコに触れられると、身体がビクビク震えた。

濡れた下着が冷たい…
/ 403ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp