第4章 ♥ギラついたアクター
ずんさんの舌が、オイラの舌をペロペロ舐める。
それだけでオイラの膝がガクガク震えた。
「…ん…ん…ふぁ…」
キャーΣ(゚∀゚ノ)
誰の声よ!?
ひょっとして、ひよっとしなくてもオイラの声?
「フフ…可愛い顔にピッタリの、可愛い声だね」
オイラの唇を開放して、ずんさんがニッコリと笑った。
「か、可愛いくなんか………あん…」
オイラのお耳がずんさんのお口に食べられた。
オイラのお耳、餃子にでも見えたの?
ずんさん、眼科に行こ?
ペロペロペロペロ、お耳の中まで舐められて、クチュクチュクチュクチュ変な音がするの…
ヤなんだけど、でもヤじゃない…
身体から力が抜けて、ずんさんはそんなオイラをベッドに押し倒して…?
ずんさんの早業?で、あっという間にシャツのボタンがぜ〜んぶ外されて…?
えっ、えぇぇっっっ!
オイラずんさんに身体ごと食べられちゃうの!?
「あ、あ、あの、ずんさん…オイラ、きっと美味しくない…よ?」
一瞬キョトンとしたずんさんだったけど、すぐにニッコリ笑って、
「とうかな? まずは味見してから、かな」
そう言って、オイラの首から胸のツンツンまで、一気にべローンと舐めた。
「やぁ…ん…」
オイラの身体にゾクゾクっと痺れに似た感覚が走った。
「ほら、やっぱり君は美味しいよ?」
ずんさんの瞳の奥で、何かがキラーンと光った…
ような気がした。