第22章 No.1は誰だ!
「あぁ、坂本様。俺…」
熱い吐息を坂本様の耳元に吹きかける。
「俺もだよ、潤…」
俺は坂本様の首に回した腕を解き、その場に跪いた。
坂本様の前を開き、熱く滾った塊を取り出す。
デ、デカイ…
俺の喉がゴクリと音を立てる。
反り起つ根元に指を絡ませ、塊りを口に含む。
「うぉっ…」
低い運気を漏らして坂本様の腰が一瞬引けるが、それを片手で腰を掴んで引き戻す。
上目遣いで見上げた瞳を潤ませる。
「あぁ、その顔…最高だよ」
坂本様のウットリとした視線が俺を見下ろす。
俺は口から塊を出すと、坂本様と視線を絡めたまま、尖らせた舌先で根元から尖端にかけて一気に舐め上げる。
「あぁっ、そんなことしたら…」
「いいんですよ、イッテしまわれても。ちゃんと受け止めて差し上げますから」
尖らさた舌先で先走りに濡れた尖端を軽く突いてやる。
「ダメだ、もう…」
坂本様が苦し気な声を上げる。
「どうぞ、俺の中へ…」
最後まではシナイのがここのルール。
再び塊を口内に招き入れ、チュチュッと吸い上げる。
「ウッ、クッ…!」
塊りがビクンと痙攣したかと思うと、俺の口に広がる坂本様の味と匂い。
俺はそれを一滴残さず飲み込む。
「ごちそうさまでした」
「いやぁ、最高だったよ潤。また指名させて貰うよ」
「またのお越しをお待ちしております」