第3章 ♥オレはトレーナー
潤side
俺は松本潤。
大手広告代理店に務めるサラリーマン。
仕事もバリバリこなし、営業成績だって常にトップをキープ。
世に言う“エリートサラリーマン”ってやつだ。
部下は勿論のこと、上司からの信頼も厚い。
おまけに女子社員からの人気だって、当然だが高い。
でも俺が上質なスーツの下に隠している本当の姿を、誰も知らない。
「ホラ、早くその堅苦しいスーツを脱ぎな?」
言われた通り、ネクタイを解き、ジャケットを脱ぎ捨てる。
見られてる…
そう思うだけで、俺のアソコはもうどうしようもないぐらい、熱くなる。
ワイシャツのボタンを外す指が縺れる。
あぁ…
見られてるだけで、こんなに反応してしまったら、ご主人様に叱られる…
「なに、もう勃ってんの? まったく、お前の身体はイヤラシイねぇ」
その通りです、ご主人様…
シャツを肩から落とし、ベルトを引き抜く。
ズボンと一緒に下着も下ろした。
「ご主人様、お願いです。これを外して下さい」
俺はモジモジと両膝を擦り合わせた。
その度に俺のアソコがチリンチリンと音を立てた。