第17章 介護ってなあに?
あとがきという名のインタビュー
皆さんお疲れさまでした。
特に、櫻井さんと大野さんは夜勤まで体験なさったそうで、色々大変でしたね。
S「まぁね…あったね、色々と…」
そのようですね。
では、お一人ずつ感想頂いても宜しいでしょうか?
N「じゃあ、私からいっときますか…」
じゃあ、二宮さんお願いします。
N「なんて言ったらいいのかな…。初めてじゃないですか? ああいった施設に行ったのって? いろんな意味で衝撃だったよね」
と、言われますと?
N「まずさ、入り口からして、あれじゃあさ、例え悪いかもしれないけど、刑務所みたいだなって…」
所謂二重ロック、ってことですか?
N「簡単に言えばそうなのかな…。でもね? あれがあるから、ある意味安全が守られてるって言うか…」
そうですね。
では、次は相葉さんお願いできますか?
A「トイレとかさ、凄かったよね?」
S「確かにね。あと風呂もね…」
A「そうそう。普通じゃありえない程広いトイレでさ。でもあそこに暮らしてる人達にとっては、あれぐらいの広さがなきゃダメなんだよ」
それはどうして?
A「車椅子が入んないと、意味がないんだよ。ほら、よくあるじゃん? スーパーとかにさ、身障者用のトイレって。あんな感じ? で、風呂もさ、洗うのは人の手なんだろうけど、移動とかは全部機械がやってくれてさ。ロボットみたいな?」
へぇ、そんな設備まであるんですか?