第16章 ♥DVDレンタルしてどうするの?
智のナニを口いっぱいに頬張り、雅紀氏が智を潤んだ瞳で見上げる。
「ひもひひぃ?」
気持ちいいかって?
そんなの敢えて聞くまでもないだろうが?
智の顔を見てみろよ?
目はトロンとしてるし、頬だった真っ赤に染まって…
こんな顔、感じてないわけがなかろうて…
「あん、痴漢さんのお口、熱いの…とっても…」
智の腰が、無意識なんだろうけど、前後に激しく揺れる。
「うっ…ぐっ…」
そら嘔吐きもするでしょ…
そんなにグイグイ押し込んだらさ。
もっとも智はそんなのお構いなしのようだけどね。
「ん…あ、出ちゃう…出ちゃうよ…だめ、あ、あ、あっ…」
イッタのか?
こんなトコで、イッテしまったのか?
「ゴックン…」
そして飲んだのか!
智の出したの、雅紀氏は飲んだのか!
「ふふ、美味しいよ、智…」
あぁ…、そう言って微笑む君…
唇の端から零れる白い液体が、なんといやらしいんだ…
しかし、だ…
”ソレ”は本当に美味いのか?
私はまだ”ソレ”を呑んだことはないが、私が知りうる限りでは”青臭い”だの”苦い”だの、それくらいしか知らないのだが…
私の認識は間違っていたのだろうか?