第2章 ♥私は怪しいホテルマン
フワフワの金髪が綺麗な指でスカートの裾を摘んだ。
真っ赤な顔して、ゆっくり裾を捲り上げると、硬派な男は堪らないと言った感じでスカートの中に頭を突っ込んだ。
ほぉ〜、一見真面目そうな顔してる割に、なかなかの変態だね、この男。
それにこのフワフワ金髪も、ね。
キュッと握った手を口元に宛てて、指なんか噛んじゃってさ、恥ずかしがってはいるけど、アレは完全にフリだね。
男をその気にさせる術を知ってる。
ほら、その証拠に足がどんどん開いてくんだよ。
色んなカップル見てきたからね、分かっちゃうんだよ、性癖っての?
それがさ、嫌ってほど分かっちまうんだ。
硬派な男の頭が上下する度、スカートがフワフワと波打ち、膝上の靴下との隙間に時折覗く白い生足。
あれが“絶対領域”ってやつだな。
アレに拘る輩の気持ちが分からんでもない。
確かにそそられるな…
硬派な男はスカートから抜け出て膝立ちになると、ズボンのファスナーを下ろし、自身を取り出した。
フワフワ金髪はソレを躊躇うことなく、自分の口に含んだ。
実に旨そうに咥えてやがる。
やっぱりこの“娘“の上目遣いは…ヤバイね…