第2章 ♥私は怪しいホテルマン
壁に背中を押し付けられたまま、爽やかな男の片足は、クールな男の肩にかけられた。
クールな男は爽やかな男の股に顔を埋め、ソイツを口に含んだ。
敏感な部分への刺激に首を仰け反らせた爽やかな男は、クールな男の髪に指を絡ませ、片手は自らの胸を弄った。
あぁ…なんて甘美な光景なんだ…
下半身が熱い…
窮屈なデニムの前を開き、蜜で濡れた自身を解放してやる。
モニターに映るクールな男の動きに合わせ、手を添え上下に擦った。
「あ…はぁ…はぁ…」
一瞬爽やかな男の身体がグラリと揺れた。
そして次の瞬間、爽やかな男の身体は、クールな男に覆い被さる。
絶頂を迎えたんだろう。
爽やかな男の肩が激しく上下している。
私もそろそろ限界だ…
予め用意してあったボックスティッシュから数枚引き抜き、熱を受け止めるべく先端を覆った。
モニターにはは今度は爽やかな男が、クールな男のモノを貪る光景が映し出されていた。
頭を動かす度、爽やかな男の髪がサラサラと靡く。
堪らないねぇ…
「はぁ…はっ…くっ…」
ティッシュの中に熱を吐き出した。
と、同時にモニターの電源を落とした。
そこから先を覗く趣味は、私にはない。
何故かって?
何故だろうね、私にとっても最大の謎でもある。