第12章 ♥家”性”夫は見た?
数分後…
俺は庭にいる。
物干し竿に、洗濯物の如く吊るされて…
身に着けているのは純白のフリフリエプロンのみ。
目の前にはデッキチェアに座ってなにやらヒソヒソニヤニヤしている旦那様と奥方様。
そしてチュンチュンと囀る雀が一羽…。
覗き見をした俺に、”お仕置き”と称してお二人が与えた”罰”。
「も、もうしませんから…アン…どうかお許し、を…ハァン…」
せめて…
せめてお尻のアレだけでも…。
「だぁめ! だってぇ~、覗きは駄目なんだよぉ? ね、潤君♡」
「ハニーの言う通りだ。君にはそれ相当の”罰”を受けて貰わないとね?」
だからってコレは…。
「それに君、喜んでるじゃないか? ソコ、勃ってるよ?」
あぁ…、それを言わないで…
「うふ、イクとこ見たいなぁ…」
そんな可愛く言ってるけど、どこへ行ったらいいんですかぁ?
(あ、俺まで右肩上がりになってきた?)
「そうだね、ハニー。俺に任せて?」
旦那様は奥方様の額にチュッとキスをすると立ち上がり、俺の唯一身に着けていたエプロンを解いた。
「えっ、あぁ…恥ずかしい…」
青空の下、あなたの隣に…じゃなくて、スッポンポンにされた俺の足は、自然と内股になった。