• テキストサイズ

ぼくらはDreamer【気象系BL】

第12章 ♥家”性”夫は見た?


「あ、一つだけ忠告ね? ダーリン…潤君なんだけどぉ、すっご~く口煩いからぁ、お洗濯もちゃ~んと、色物と白いの、分けて洗ってね?」

「はい、承知いたしました」

「じゃ、ちょっとだけお昼寝してくるね? 終わったら起こして?」

可愛いお口で欠伸を一つすると、奥方様は二階へ続く階段を上って行った。

「さて、やるか…」

まずは白シャツから…って、どんだけあんだよ?

大型の洗濯機は、見る見るいっぱいになった。

洗剤と柔軟剤を投入して、スイッチOn!

後は洗濯機が止まるまで、風呂掃除でも…

浴室への扉を開けた。

「こ、これは…」

映画とかで良くお目にかかる、ライオンさんのお口からお湯が出る、アレではないか!

それにこの広さ…。
俺の部屋の何倍?
銭湯並みの広さはあるな…。

気持ちよさそうだなぁ…。

ズボンの裾を膝まで捲り上げ、デッキブラシを手にした。

洗剤をタイルに巻き、デッキブラシでゴシゴシ丁寧に磨き上げる。

それが終わると今度はシャワーで洗剤を流すだけ…なのに、何故こんなびしょ濡れに?

エプロンはおろか、ズボン、下着に至るまでビッショビショ…。

仕方がない…。

俺はズボンと下着を脱ぐと、乾燥機の中に放り込んだ。

少しばかりお尻が寒いが、エプロンで辛うじて前は隠れるから、まいっか~
/ 403ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp