• テキストサイズ

ぼくらはDreamer【気象系BL】

第11章 Dream House  feat.「こたつ de ×××」


「おかえり」

僕たちは玄関で3人を出迎えた。

「ただいま。なに、寝起きなんですか?」

パジャマ姿の僕たちを見て、和がニヤリと笑った。

「昨日遅かったからね」

「遅くまで何してたの?」

翔君の言葉に、松潤がすかさず突っ込みを入れる。

「なにって、そりゃ、まぁ、色々と?」

翔君が意味ありげに僕の顔を見た。

「まぁ、ね…」

「色々って、何?」

松潤が僕の顔をジロリと睨み付ける。
どうやらすこぶる機嫌が悪いみたいだ。

「ね、こんなとこで立ち話もなんだから、早く入ろ? 俺、腹減っちゃってさ」

相葉ちゃんが松潤の肩をポンと叩いた。

「そうですね。流石に朝食抜きはキツイ」

「俺も腹減ったし、先着替えてくるわ」

翔君の後に続くように、和と相葉ちゃんも靴をポ~ンと脱ぎ捨てた。

「…ったく、靴ぐらい揃えろよ」

松潤がボヤキながら、和と相葉ちゃんの靴を玄関の隅に揃えて寄せた。

「ふふ、本当だよね」

笑った僕の肩を、松潤の腕が引き寄せた。

「ここ、痕ついてるぞ?」

そう言って松潤の指が僕の鎖骨を撫でた。

「えっ、ウソ? 本当に?」

「ウソだよ」

焦る僕の唇に、松潤の唇が軽く触れた。

呆然と固まる僕に、

「キスくらいいいでしょ?」

目の前の超イケメタ男がウィンクを一つ寄越した。
/ 403ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp