第11章 Dream House feat.「こたつ de ×××」
「あぁ〜、もぉ…なんだってそう俺を煽るんかな、智は…」
「えっ、ん…僕、何もして…ない…んぁ…」
下着ごとズボンを脱がされ、僕の下半身が外気に晒される。
こんなトコで…
誰か来たら…どうすんの?
そんな僕の思いはよそに、跪いた翔君の唇が僕の後ろにチュッとキスをした。
「や…汚い…よぉ…」
僕の抗議なんか聞きいれてくれる筈なんてなくて、両手で僕のお尻を割開くと、そこに唾液を含ませた舌を這わせた。
翔君の尖った舌先が、僕の入口を行ったり来たり…
「あ、あん…ん…ふぁ…」
僕は声を殺すのも忘れて、翔君のくれる快感にただ身を委ねた。
「さと…ごめ、も、入れる…から…」
えっ、えっ、えぇっ…、ちょっと待って…
僕の両足が翔君に抱えられたと思ったら、僕の身体は宙に浮いた状態で…
「んん…痛った…くっ…はぁ…っ…」
僕は振り落とされないように、しっかり両手を壁に着いて身体を支えた。
「やぁ…だめ…、そこ、当たるの…しょ、の当たってるの…ん、あ、あん…はぁ、ああっ…」
いつもより深い繋がりに、僕は呆気なく熱を壁に向かって吐き出し、翔君も僕の中にたくさん吐き出した。
「もお、翔君なんか知らない…」
シャワーで全身を清められながら、僕は翔君に文句を言う。
「ごめんて…」
平謝りの翔君に、僕はこの日最初のお仕事をお願いした。
「僕が汚した壁、ちゃんと綺麗にしといてね? あと、廊下にも零れてるから、それも綺麗にしといて。で、あとは…」
「続きはまた後で聞くよ…」
「うん、お願いね?」
「はい…」
こんな時の翔君はとても素直で、どこか可愛くも思える。