• テキストサイズ

ぼくらはDreamer【気象系BL】

第11章 Dream House  feat.「こたつ de ×××」


玄関で靴を脱ぐ間もなく、僕は翔君腕に背中から抱き竦められた。

顎を掴まれ、上向いた僕の唇に翔君の唇が重なる。

「ん…しょ…まって…」

「待てない…」

翔君の性急な手が僕のシャツをたくし上げ、肌を這う。

「ね、シャワーぐらい…させて?」

「いらないよ…」

「でも…あ、やぁ…ん…」

胸の尖を摘まれ、身体に甘い痺れが走る。
腰に回った翔君の腕が、膝から崩れそうになる僕を支えた。

グッと引き寄せられると、腰のあたりに感じる翔君の熱い猛り。

「…しょ…く…ん…?」

それには答えず、翔君の熱い吐息だけが僕の首筋を擽った。

それだけで僕は…もう…

なのに、

「感じてるの?」

なんて耳元低く囁かれるから、僕の中心にはどんどん熱が集まっていく。

「智、ここ、手付いて?」

僕は言われるまま壁に両手を着く。

「こ、こう…?」

振り向いた僕の視線の先に、優しく微笑む翔君の顔があった。

「そう、上手だよ」

言いながら、少しだけ反った僕の背中に、翔君が唇を落としていく。
背骨を辿るように、丁寧に丁寧に口づけられる。

そして翔君の両手が僕のベルトを抜き取った。
前を開かれ、下着越しに僕に触れた。

「濡れてるね?」

「えっ、あ、やだぁ…言わないで…」

僕は翔君の手から逃れるように腰を捩るけど…逆効果だったみたい…。
/ 403ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp