• テキストサイズ

ぼくらはDreamer【気象系BL】

第1章 ♥オイラは美術教師


智side


なんで〜?
ねぇ、なんでなんで〜?

櫻井くんに見られてるだけで、俺のピーがピーしてんの?

それにさ、触りたいのに触れないし…
お尻だってウズウズしててさ…

も、どうしたらいいのか分かんないよ…

「出来た! 出来ましたよ、先生!」

「えっ、見せて見せて?」

これでやっと開放される(;^_^A

櫻井くんが自慢げにスケッチブックを俺の目の前に差し出した。

銀縁眼鏡をクイッと上げて、超自信満々なんだけどさ…


これは一体…何?

ここに描かれているのは、ひょっとして俺、ですか?

だったらヘタッピにも程があるんじゃないか?

大体、俺こんなに丸くないし?
ピーだって、身体よりもおっきい筈ないじゃん!

これじゃぁさ、ピーしか描いてないと一緒じゃんか!

俺の中でフツフツと沸き起こる怒りの感情。

「あの〜、櫻井くん? これは…」

「あ、お褒めの言葉は要りませんか…」


ブチッ…
何が切れた音がした。
/ 403ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp