• テキストサイズ

ぼくらはDreamer【気象系BL】

第8章 ♥恋のカウンセリング受けてみない?


カルテNo.3901 櫻井翔

なんともまぁ、堅物で真面目を絵に描いたような…。
ま、こうゆう男こそ、とんでもない悩みを抱えているもんだ。

え~、櫻井さん?
本日はどういったお悩みで?

「そもそもさぁ、俺こんなこと他人に相談なんかしたくないんだよ? でもさ、そろそろ俺も限界っての?来てんだよね」

は、はぁ…。
で、どういった…

「大体アイツ汗かきすぎなんだよね。俺も汗はかくけど、アイツ程じゃないわけよ?」

”アイツ”とは?

「あぁ、俺の恋人? ”雅紀”って言うんだけど、超汗っかきでさ、もぁベッチョベチョなわけ?」

(見た目に反してけっこうなチャラっぷりですね…)

「だからさ、出来れば汗とか気にせずにアイツとさ…」

交わりたい、と…?

「そう。分かってんじゃん?」

えぇ、私も伊達に”カウンセラーMJ”なんて名乗ってませんからね。

「ふ~ん、で、どうすればいい?」

そうですねぇ…。

ではこうしましょう。

今から櫻井さんは、櫻井さんの恋人”雅紀さん”です。
そして私は”櫻井さん”です。

宜しいですか?

「良く分かんねぇけど、いいよ?」
/ 403ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp