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本気で諭(智)して【気象系BL】
第12章 なんで俺じゃないんだ
そうして、その次の日から翔は、学校が終わると即効で、
大野のお見舞いに毎日行った。
「おおちゃーん。 来たよ~。
傷は大丈夫? 痛くない?』
『ああ。もう大分落ち着いてきたよ。
それに毎日、櫻井がお見舞いに来てくれるから、元気 がでるよ』
『へへ~』
照れながら翔はベッドの横に椅子を出して座る。
すると大野が真面目な顔で
『この前、家のおふくろの… 悪かったな……。』
と首を下げて謝ってきた。
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