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本気で諭(智)して【気象系BL】
第20章 荒れていた日々
『その色はヤバイだろー。 母さん、あんまり泣かすなよ…。』
『別に兄貴にしか期待してないんだし、今更俺がどう なろうといいじゃんか。』
そう言って智は聖のベットへと寝転がる。
『そんなことないよ。 父さんは特に本当はさお前に期待してるんだよ。』
聖は勉強の手を止めたままそう言って智を見つめた。
『えぇ~? 全然だろ。
さっき母さんが怒鳴ってても酒飲んで我関せずだった けど』
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