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本気で諭(智)して【気象系BL】

第20章 荒れていた日々


そして智は自分の部屋ではなく、隣り合わせの兄貴の部屋へと入っていく。





『兄貴。まだ勉強してんのか… 』





『ああ。 まぁな。

今回の試験は結構重要だかっ…




って 智っ その頭… 』





聖が振り返ると智の髪の毛を見て顔を強張らせた。





『ああ。 すげえいい色になってるだろ~。


今日坂本さんに染めてもらってきたんだ。』





と、得意げに智が言うと 聖は口を開けて智をしばらく見つめた。




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