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本気で諭(智)して【気象系BL】
第17章 平行線の自分
『やっぱり ここにいたか。
そんなところで寝てたら風邪ひくだろ』
そういいながら大野が入ってきた。
『おおちゃん…』
翔が顔だけ向けてつぶやくと大野は黙って翔の隣に寝転がった。
夕焼けの空を二人で見上げながらしばらくの間沈黙が 続いた。
『… 何かさ もう…辛いな』
ふと翔の口からそんな言葉が漏れた。
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