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本気で諭(智)して【気象系BL】

第16章 去りゆくものたち


『…』




腫れ上がった目を開いて翔は固まった。






『え… 』





少しの沈黙があった後





『…大阪? …仕事?』





振り絞るように翔が聞くと





『ああ… 今度あっちで店任される事になってさ、




そんで、あっちで展開させていく予定なんだ。



こんな時にホントごめんな…』






そういって雅紀は肩を落とした。





『… 謝ることないよ。


そりゃさホントは行ってほしくないけどさ

雅紀の夢じゃんか…





それに俺が引き止める立場じゃないし…



頑張ってこいよ…』







そういいながらも翔の目からは涙があふれ出る。






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