• テキストサイズ

【黒子のバスケ】拝啓、君へ

第15章 14年目




拝啓、苗字名前様


名前、今どこにいるんだ。
今どこで何をしてる?
どうして連絡をくれないんだ。
嫌になったのか?
俺の事が嫌いになった?

どうしても名前に会いたいんだ。
せめて一度、たった一度でいいから会いたい。
会いたくて会いたくて堪らない。

町中でカップルを見る度に心が痛むんだ。
俺だって名前と手を繋いで歩きたい。
名前は?もうそうは思ってくれないのか?

頼むから話をさせてくれ。
名前がいない生活にもう耐えられそうにない。
俺には名前が必要なんだ。
名前だけが、足りない。

いつでも構わない、とにかく連絡が欲しい。

また手紙書くな。
大好きだよ。
/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp