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【黒子のバスケ】拝啓、君へ

第14章 13年目



送られてきた押花を見ていたら、じっとしてなんかいられなかった。
キヅタを見に行けば名前に会える、そんな気さえした。

実際この目で見たキヅタは思った通り名前みたいだったけど、やっぱり会える事はなかった。
花を見れば見るほど名前に思えて、気付けば俺は泣いていた。
そろそろ限界かもしれない。


手紙は読んでくれているだろうか。

名前からの返事は、まだ来ない。
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