• テキストサイズ

【黒子のバスケ】拝啓、君へ

第8章 7年目




拝啓、苗字名前様


体調はすこぶる良好。
名前に怒られると思ってしっかり治したんだ。
褒めてくれるか?
治して当たり前だなんて言わないでくれよ?
これでも治すのに苦労したんだから。
でもこれで万全だし、また仕事頑張れるよ。

何作書いてもモデルは名前に変わりないんだけど、最近は名前を物に例える事が増えたんだ。
名前はキヅタって花を知ってるか?
黄色い小さな花で、葉まで可愛らしいんだ。
植物図鑑を見てた時に、まるで名前みたいだなって思ってキヅタの本を書いたよ。
他にも星とか、動物とか、いろんなのに名前を例えてる。

今度俺も何かに例えてみてよ。
名前には俺がどう見えてるのか気になる。
自分じゃ自分の事なんてよく分からないし、楽しみがまた一つ増えるよ。

また手紙書くな。
大好きだよ。
/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp