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いつも貴方がいた【気象系BL】

第13章 幸福



朝が来たことにも気付かず、
深い眠りの中にいた。

そんな俺を一気に現実の世界に
連れ出したのは、ニノ...

不意に背中にしがみついてくるから、
隣に愛しい人がいたことを、
思い出させてくれた。

ニノと迎える何度目かの朝...

付き合い出した頃は、
夜中にニノを返していたっけ...

いつの間にかそのまま
泊めてしまうようになり、
それが当たり前になってる。

でも、お陰でニノの可愛い寝顔を、
存分に愛でることが出来るわけで...


ゆっくり振り返ると、

ニノ「..ごめん..起こしちゃった...」

と焦るニノ...

(そんなにしがみつけば、
普通、起きるっつーの...笑)

半分覚めない頭のまま、
ニノの身体を胸の中に収める。

(あぁ...何て、あったかいんだ...)

例えようもない幸せな気持ちで、
更に抱き寄せれば、ふと、
俺の脚に当たる存在が...


可愛いニノの分身を、
そっと太ももで刺激すると、
さっきよりも、
それは存在を主張するわけで...

ニノの顔を見ると、
その先を求めて瞳を潤ませる。

可愛いヤツ♡

時間もたっぷりあるし....



(あれっ..??俺、夕べ、
何か誓ってなかったっけ..?
...まっ!いっか...♡)


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