第11章 覚悟
それから、相葉くんのテンションは
更に上昇気流に乗り、
そして、一気に下降...
ニノ「いい顔して、寝ちゃった」
「結構飲んでたからなぁ...」
ニノ「相葉さん、お泊まり..かなぁ~」
「朝まで、起きないにかける??」
ニノ「...」
俺の意図するところが解ったニノは、
顔を赤くした。
「...する??」そう言って
俺はニノの腰を抱き寄せた。
ニノ「..でも..起きたら、ヤバいし...」
「じゃあ、やめるか~?」
俺はわざとあっさり引き下がる。
ニノは、口をすぼめていつもの
上目遣いで俺を見る。
「どーする?俺はどっちでもいいけど..」
ニノ「...」
(そんな顔して...ホント、可愛いヤツ♡
つい、いじわるしたく
なっちゃうんだよなぁ...)
「する??しない??」
ニノは耳まで真っ赤にして、小声で言う。
「..した..い♡」
直ぐそばで、相葉くんが寝てるから、
余計に恥ずかしいらしい..
俺は答える代わりに、
いきなりニノの唇を激しく吸った。
準備が出来ていなかったニノは
ニノ「あん♡」と甘い声を漏らし、
慌ててソファーの上の相葉くんを見た。
そんなこととは夢にも知らない、
渦中の相葉くんは、幸せそうな顔で爆睡中。
(おやすみ♡いい夢見ろよ!!そして、
朝までおやすみ♪)