第33章 あ~、夏休み♪
「さあ、姫。まずは汗を流しましょうか?」
「...一人で流せば~?」
「や~だ!!ひとりじゃ、お風呂入れない~///」
......子どもか///(-_-)
「...もう〜..しょうがないなぁ..」
俺が重い腰を上げると、
「いぇ〜い♪♪そうこなくっちゃ❤」
真っ昼間っから盛ってることを全面に押し出す、ニコニコ顔のこの人に負け、
俺は部屋に付いた露天風呂に入ることにした。
「脱・が・せ・て♪」
仁王立ちの彼の服を、言うがままに剥いでいく。
最後の1枚を抜き取った後、なんだか癪なので、まだ大人しい彼を指先で弾いた。
「あん❤」
....あん❤じゃないよ、あん❤じゃ////
呆れる俺に、
「今度は、交代ね!」
って...
「いいよ〜自分で出来るし..」
そう言うのに、聞こえない振りして、
翔は俺の服を脱がしていく。
こういう時は、抗議しても無駄なので、
...まあ、長年の経験からね(^^;
したいようにさせておく。
慣れた手付きで俺のことを真っぱにすると、ご満悦で俺の手を引き、露天風呂のドアを開けた。
昨日名護で泊まったホテルよりは小さいけど、
ここは檜のいい香りがする、こじんまりした露天風呂だった。
洗い場で、翔がどうしても、っていうから、
無抵抗で洗ってもらう。
俺は、せめてもの抵抗として、
頑張って、邪念を振り払い、無になってみる...
目を閉じて、彼に身を任せつつも、心は自由にさせないよ!的な感じで行こうと...
でもさ...
そんな俺の気持ちをお見通しの彼に、
執拗に攻められて...(-"-)
......ハイ、勃ちましたけど、何か??