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いつも貴方がいた【気象系BL】

第33章 あ~、夏休み♪


【 二宮side 】

俺が笑ってると、膨れた顔して翔が、

「俺のせいだって~?」

「違うの~?」

「ゆっとくけどな!!俺は引きの悪い男なの!
台風呼ぶなんてできないんですぅ('ε'*)」

...自分で引きが悪いって...
しかも少しドヤ顔(^^;


ほんとに、この人って....( ・∇・)


帰れないんだもんね~...困っても仕方ないじゃん。
台風が過ぎ去るまで、ホテルで大人しくしてるしかないでしょ!...って話。

俺にとっては、願ってもない事態だよ...

お揃いの海パンでウケ取れなくなったのは、まあ、残念だけどね...(*^^)v


結局、那覇市内のホテルに場所を移し、
飛行機が飛ぶまでの二日間。

俺たちはほぼ、フリーになった。

ご飯の様子とか、他の3人に土産物選んでるとことか、少しだけ撮影したけど、それもそんなに時間もかからず。


「じゃあ、なんかあったら連絡ください。
出掛ける時は、必ず言ってくださいね!」

確認するマネに、

「この風の中、どこに出かけるっていうのよ?」

っていった。

「まあ、そうですけど...じゃあ、部屋で、大人しくしててくださいね!!」


「「ふぉ~い///」」


こうして、俺たちは、ホテルでフリーな時間を過ごすことになった。

部屋に入って、早速ゲーム機の充電器を引っ張り出す俺を、翔は捕まえて抱き締めた。

「カズ...やっと二人っきりになれたね❤」

「やっとって...まあ、そうね...」

「めくるめく恋人たちの時間を、楽しもうぜぇ~♪」

そう言いながら首筋に唇を落とす彼...

「ちょっ...翔...今から~?」

本日一番の焦りを顔に出す俺に、彼はしれっと、

「だって俺、それしか、やることないもん♪」


......もん...ってさ(-"-)


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