第33章 あ~、夏休み♪
「カズ...夜が待ち遠しい...」
そう言いながら、翔の唇が俺のと重なる。
...ちょっと///誰かに見られたら///
焦って、彼の腕から逃げようとしたけど、がっつり頭を押さえられていて、身動きが取れず、なすがままの俺...
「..んん..ちょ..」
やっと離れた翔の顔を睨み見つけて言った。
「もう!なんで、こんなとこで盛ってんだよ~///」
口を尖らせて怒る俺に、翔はしれっと、
「だって、豚足食べるときの、かずの口元が、色っぽ過ぎたんだもん(*^^*)」
「はあ~?何言ってんの~?あの時、そんな目で俺のこと見てたんだ?...スケベ//」
「あの時じゃないよ~?い・つ・も❤
俺ね、いっつも、カズのこと、そういう目で見てるし♪♪」
.........もう、ほんとに、この人...
何ていうか、可愛い( *´艸`)
テレビで見せる顔と、ギャップあり過ぎなんだよね~
ニヤニヤしてる翔が、何だか悔しくって、
「それより、手、洗ってないよね??」
って言ってやると、
「あっ、俺さっき、ちょっと雫が着いちゃったんだ!」
って...(-_-メ)
「もう~///」
......俺だって、ホントはすごく楽しみだよ...
夜のホテル...
ロケなんかすっ飛ばして、早く翔と二人っきりになりたいくらいだよ...
俺たちは、くっつき合ってトイレから出て行った。
そんな様子をマネージャーが、冷たい目で見ていたのは、気のせいじゃない...かな?
まあ、いいけどね(^^♪
で、そのマネに、移動のバスの中で、
「気持ち分かりますが、気を付けてもらわないと」
と釘を刺された。
......あれ?...さっきの、見てたのかな~?