第8章 不安
〔二宮side〕
「翔さん...一緒に入る?」
思わず言ってしまった!!
櫻「俺、もう入ったんだけど...」
「だよね//ごめんね!なんか...だよね」
何言ってんだ!!!
恥ずかしいこと、言ってしまった。
(もう、やだよ///俺...)
俺は湯船の中に沈み込もうとした。
その時、
バスルームに翔ちゃんが入ってきた。
もちろん、全裸で...
「翔さん!!」
驚く俺に翔ちゃんは、照れながら、
俺の後ろに入ってきた。
櫻「俺、風呂は基本ひとりで入りたいんだけどね...」
「ごめんね...そうだよね..」
櫻「まったく、しょーがねーなー...
ニノだけは特別だからね...」
そう言いながら、後ろからきつく抱きしめられた。
そして、優しく何度も首筋にキスをされ、
俺の口から、甘い声が漏れると、
俺の身体を半分自分の方に向け、
今度は唇を重ねてきた。
誘うように少し口を開くと、
直ぐに舌を差し込んでくる。
「...ん..あぁ..はぅ...」
夢中で舌を絡めながら、俺は背中に変化を感じでいた。
「翔さん...背中..当たってる」
櫻「そういうニノは、どうなの??」
そうだよ。俺なんて、翔ちゃんが
バスルームに入ってきたときから、
ヤバいことになってるんだから...