第32章 ティンクとピーター夜の事情
【二宮side】
俺が不機嫌になったの分かってて、
口笛なんか吹いてるよ...この人(-"-)
楽屋には、大野さんと相葉くんが来ていた。
大「おはよ~」
相「ニノ、翔ちゃんおはよう!
あれ?ニノなんか、怒ってるの~?」
...ちっ///変なこと、ちゃんと見ててやだ、この人...
櫻「そんなことないよな~♪」
そう言いながら後ろから肩を組んでくる翔さん...
俺は、ちらっと彼を見上げて、笑った。
二「怒ってなんかないよ~...変な相葉さん///
リーダー、この間のやつさあ...」
俺さ、奥に座っている大野さんの側に行くのに、普通に翔さんの腕をすり抜けた...
できるだけ普通に、余裕の顔してやった...
けど...
横をすり抜けるとき、相葉さんが
ちょっと笑ったのが分かった。
翔さんと顔を見合わせて、
笑ったんだ。
『ご機嫌とるのも大変だね』
みたいな、そんな笑いなのか...
そんな相葉くんに肩を竦めてみせる翔さん...
.........
どいつもこいつも、
俺のこと、バカにしやがって////
俺は大野さんのとなりに座ってみたけど、
特に話すことがあった訳でもなくて。
「はあ~ぁ....」
大きなため息をつく俺のこと、
隣で大野さんは、
しょうがないなぁ..っていう、
そんな目で見ていた。
みんなに、そんな哀れんでもらわなくたって、
俺だって分かってるよ('ε'*)
俺だって...
翔さんが、俺以外に行くはずないって。
そんな心配ないって。
分かってても...ってやつだよ...