第32章 ティンクとピーター夜の事情
二「いいんじゃない?値段じゃないからね?
気持ち...でしょ?
風磨、喜ぶんじゃない~?」
って、すごく寛大に、賛同してくれたんだ、
うちの可愛い奥さん♪
でもね。
それから、ご飯連れてったり、
懐いて来るから、無下にも出来ず...
実際俺も、弟ができたみたいに、思ったし。
ニノのことだって、何度も誘ったんだ。
「3人で行こうよ!もしなんだったら、
セクゾから、健人とか
連れてこさせてもいいし...」
って。
二「俺は、いいって。あっちだって、
尊敬する兄貴と二人で行きたい訳だし~?
俺なんか行ったら、邪魔でしょ?」
...別に私、平気だから、
どうぞ行ってきてください、的な。
余裕かましてたくせにさ(^^;
やっぱり、面白くないって顔してて...
こっちがそれとなく振っても、
興味ないです、みたいな顔して見せるけど、
分かってるからね?俺...
ホントは、
すげ~やきもち妬いてるってこと。
でも、大丈夫だ、なんて、
可愛がってやってよ、なんて、余裕ぶっこいた手前、
素直になれないんでしょ?
全くさ...
可愛いやつ(*^^*)
この頃年末で忙しかったからな~。
すれ違いの生活で、
夜の方も、少しご無沙汰だったし...
今夜は無理でも、明日あたり、
ニノの腰立たなくしちゃおっかな~❤
↑昼間っから、この人、
変なこと考えてますよぉ~///
俺は、そんなことを思いながら、
ニノの後を追って、
楽屋に入った。