第31章 その後…
〔櫻井side〕
ベッドの上、ニノは毛布にくるまって俺に背中を向けている。
そっと、髪に触れてみるけど、
こっちを向いてくれない。
「寝ちゃったの?」
分かってるけど、わざと、聞いてみるが、反応なし....。
.....知ってるよ。
そうやって、俺に顔を見せたくない理由...。
こうやって、
素に戻っちゃうと、
恥ずかしくて、仕方ないんだよね?
いつもそうだから....。
盛り上がりすぎたセックスの後、
ニノは決まって、こうなる。
乱れまくりのニノも、
可愛くて仕方ないんだけど、
そうやって拗ねてるのも、
可愛いいq(^-^q)
「カ~ズ❤」
二「...なに?」
「こっち向けって。」
ニノは、ゆっくりと身体毎、俺の方に向いて、上目遣いで気まずそうに俺を見た。
「何だよ...。
別にさ、恥ずかしがらなくたって。
乱れすぎたこ...」
二「言わないで!!」
慌てて俺の口を両手で押さえてきた。
間近で見るニノは、赤い顔をして、目を潤ませていて、かなり、色っぽい訳で...。
「そんな顔すると、襲うよ🎵」
俺は、そう笑いながら、ニノの手をとり、
そのきれいな指に口づけた。