• テキストサイズ

いつも貴方がいた【気象系BL】

第31章 その後…


〔二宮side〕

翔さんが、今度は後ろから、
ゆっくり俺の中に入ってくる。

その感覚を、息を吐きながら受け止めた俺は、
身体の芯が、焼けるように熱く、疼くのを感じていた。

櫻「..ああぁ...」

奥までたどり着いた翔さんが、声を洩らす。

膝が震え、俺はベッドに顔を着けた。

櫻「動くよ...」
そう言って、彼がまた、律動を開始すると、
粘着質で卑猥な音が、俺の耳に届く。

......彼と、

翔さんとひとつに繋がっている。

その事実に、心と身体が満たされていく。

......彼のことが、好きだと思うだけで、
涙が溢れてくる。

愛されているんだ、と....、
そう改めて感じることが、

今、

俺の全てを包んでいた。

.......

「...あっ..あっ..しょお..イき...そう」

櫻「イって....カズ...」

俺の言葉に、彼は更に俺を追い詰め、
深く、激しく、打ち付ける。

「....あああっ//////」

俺は、二度目の欲を吐き出し、脱力する。

櫻「まだだよ....」

翔さんは、俺の腰を抱え上げ、
今、絶頂を迎えたばかりの俺自身に手を添える。

「あっ!...ヤメ...」

敏感になりすぎているソレへの刺激は、
俺の脳髄まで届く。


/ 597ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp