第31章 その後…
〔櫻井side〕
「ただいま~。」
この日は、俺は、松潤と雑誌の仕事。
ニノは相葉くんとロケに出ていて、
俺より先に帰っていた。
二「おかえり♪カレー後少しでできるから、
先にお風呂、入っちゃえば?」
「じゃあ、そうする。カズは?」
二「俺は...、さっき入ったよ..。」
......なんだろ?気のせいかな~?
ニノの歯切れが、悪い。
こういう時は、隠し事があるとき...。
まっ、いいや!後で、じっくり聞き出してやる♪
風呂からでると、もうテーブルには、サラダが出ていて、俺の顔をみると、ニノが、カレーをよそってくれた。
「うまそ!俺、超腹減った~!」
俺たちは、一番搾りをグラスに注ぎ、
食べ始めた。
「うまっ!!」
二「よかったー♪おかわりあるよ。」
俺たちは、その日の仕事の話なんかをしながら、
いつも通りの夕飯を済ませ、
俺が、洗い物をしている間、ニノはゲームをしていた。
「カズ~、ワイン飲む?」
二「いる~♪」
俺は、2個のグラスにワインを注いで、
リビングに行き、テーブルにそれを置いてから、
ニノの後ろに抱えるようにして座った。
相変わらず、ゲームに集中しているニノと、
その肩越しにテレビ画面を見た。