第31章 その後…
One LoveのBGMが流れる中、俺たちは、何とか『誓いの言葉』を言い終わった。
3人が、笑顔で拍手してくれた...
....って!相葉さん、なんで、あなたが泣いてるのよ~(笑)
松「では、誓いの口付けを。」
櫻・二「えっ??」
松「ほら!誓いのキスだよ!」
恥ずかしくて思わず俯いた俺...。
翔さんは、何も言わすに、俺の肩に手を置いた。
(ヤバイ...ドキドキするよ~////)
翔さんの顔を見ることができない俺の顎に、彼はそっと触れ、俺の顔を、上向けた。
見つめ合った俺たち...。
俺は、翔さんのキラキラした瞳から、
目が離せなくて....。
すると、そんな俺に、
櫻「目...瞑って。」
と彼は少しだけ笑って言った。
俺は、その言葉で我に帰り、慌てて目を閉じた。
(きっ..、緊張する!!)
その間、数秒なんだろうけど、
目を閉じた俺には、すごく長く感じた。
そして、そっと、
翔さんの唇が俺のそこに落ちてきた。
重なっただけのそこが、
そこだけが、
熱くて...。
俺は、周りが分かる程に、震えていた。