第31章 その後…
〔二宮side〕
ホントにもう。嬉しくって。
みんなの気持ちが、有り難いな...って。
.....思うから、そう心から思うから、
.....やめて欲しいよ...。
泣きたくないのに、涙が出て来て、
止められないよ...。
相「早く~!!3人で考えたんだよ!読んで!」
俺が、ちらっと翔さんを見ると、
『いくよ』というように、合図してきた。
「「誓いの言葉
私たちは、今日、この時から、
人生のパートナーとして。
お互いを信じ、敬い、尊び、
自分のすべてを掛けて、
お互いを愛し続けます。
苦しみや悲しみは、分け合い、
喜びや楽しみは、お互いのものとして、
幸せに変えていきます。
これから先、何があろうと、
共に歩いて行きます。
どちらかが、躓いたら手を差し伸べ、
立ち止まったら、歩き出すまで、
いつまででも、待っています。
命が尽きるその瞬間まで、
変わることのない愛で、
相手を包み、決して離れないことを、
ここに誓います。」」
......
そこに、書かれていた言葉が、
あんまり温かくて、
感動を飛び越えて、もう、どう言っていいのか、俺は、途中から、声を出すのも、やっとだった。